ビジネス番組が苦手な訳

『ガイアの夜明け』、『カンブリア宮殿』、『ワールドビジネスサテライト』などのビジネス番組。夫が見るので私も見ることになるのですが、実は、いつも居心地の悪さや軽い苛立ちを感じてしまいます。

見たくない気持ちを押して見てみると、へ~、なるほど!とか、そうなんだ!おもしろい。とか思ったりするところもあるので、必ずしもつまらないとか退屈だとかいう訳でもなく、この居心地の悪さは一体何なんだろう、と思っていました。

そこで今回、この違和感の正体を考えてみることにしました。

考えていると、ふとテレビから「世界と戦う」という言葉が耳に飛び込んできて、あ、これだと気づきました。

私は、戦うのが嫌なんです。

学生の時、柄にもなく体育会系のクラブ(もちろん試合あり)に入っていたことがあるのですが、そこで先輩に、「負けず嫌い?」と聞かれたことを思い出しました。そう聞かれるまで、自分が負けず嫌いかどうか考えたこともなかったのですが、はたと考えてみると、自分は全然負けず嫌いではない、それ以前に戦うのが嫌いで、できることなら戦いに参加したくないというたちだということに気付いたのでした。

それから後に、自分は負けず嫌いだという人々にも出会っていったのですが、見ていると、どうやら負けず嫌いの人の方が社会的に成功する傾向があるんじゃないか、ということに気付いていきました。

私は戦いを避けすぎて社会から撤退したのではないか。

ビジネスは戦いです。努力し、工夫を凝らして他と差別化し、高付加価値化して、いかに競合に勝つか。ビジネス番組は基本的にそんな感じです。今や、国内で戦っているだけではだめで、世界で戦わないといけないようです。

夫はそんな世界で頑張っています。夫に養われている私は、直接は関係しないけど、間接的には大いに関りがあるわけです。

それに、私だって一生関わり合いにならずに生きていけるかどうかわからない。戦いに否応なく参画させられる可能性だってあるわけです。

それは不本意なことです。

いや、実は自分だって戦って勝ってみたい、という思いも密かにあるかもしれない。

そういう葛藤を無意識下で引き起こすから、私はビジネス番組が苦手なのかもしれません。

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2015年11月17日レクタングル(大)
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