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富士通ノートパソコンのハードディスク データ消去方法 LIFEBOOK AH54/D(FMVA54D)

ハードディスクデータ消去

富士通のノートパソコンを処分するために、ハードディスクのデータを消去してみました。

いらなくなった富士通のノートパソコンは、富士通のリサイクル受付センターが無料で引き取ってくれます。(私的利用のパソコンに限る)

そこでハードディスクを物理的に破壊するらしいので、どうしてもハードディスクのデータを消去できない場合は、ファイルを個別に消去した後、そのままリサイクル受付センターに送るという手もあります。

でも、「輸送中および一時保管中の万が一の事故については保証いたしかねます」ということなので、やっぱりデータは消去しておきたいと思って、頑張りました。

富士通パソコンリサイクル受付センター

TEL:045-514-2188(通話料金お客様負担)

受付時間:平日 10:00~17:00 (土日、祝日、弊社指定休業日を除く)

HP:http://azby.fmworld.net/recycle/

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データ消去方法

紙の取扱説明書に書いてありました。

富士通のウェブサイトにも書いてありますが、ウェブサイトを参考にする場合は、パソコンの型番を確認する必要があります。(型番によってやり方が違います。)

パソコン自体に、ハードディスクデータ消去という専用ソフトウェアが備わっているので、それを使います。

そのやり方が面倒くさいです。

「トラブル解決ナビディスク」を作成しないといけないのです。

マニュアルには、「データ消去の前にリカバリディスクセットを作成してください」と書いてありますが、パソコンはもう使わないので、「トラブル解決ナビディスク」だけで大丈夫です。

トラブル解決ナビディスクの作成方法

スタート→すべてのプログラム→マイリカバリ

マイリカバリ」のウィンドウが表示されたら、「管理」をクリックします。

リカバリディスクセット作成」をクリックします。

書き込み」をクリックします。

書き込みするディスクの種類を選択します。

私は、家にあったので、データ用DVD-Rにしました。

すると、必要なディスクの枚数が表示されますが、

トラブル解決ナビディスク」はDVD-R 1枚でいけました。

OK」をクリックします。

トラブル解決ナビディスク」を作成するので、用意したディスクに「トラブル解決ナビディスク」と記入してください、と表示されます。

マジックで書きました。

そのディスクをセットして、ディスクが認識されるまで10秒ほど待ってから、「書き込み」ををクリックします。

ディスクを取り出して、「OK」をクリックします。

マイリカバリ」の「終了」をクリックします。

これで「トラブル解決ナビディスク」ができました。

トラブル解決ナビディスクを起動する方法

このディスクは、普通にセットしても起動できません。

特別な起動方法があるのです。

ますパソコンの電源を切ります。

それから、キーボードにある「サポート」ボタンを押します。

すると、パソコンの起動メニューが表示されて、ディスクから起動するというメニューが選べるはずなのですが、普通に起動されてしまいました。

そこで、マニュアルにあった他の2つの方法を試しました。

1.パソコンの電源を入れ、FUJITSUのロゴが出たらすぐにF12キーを押します。

起動メニューが表示されるまで、何度も押します。

2.F12キーを押しながら電源を押し、ビープ音が鳴るまでF12キーを押し続ける。

ところが、どちらをやっても普通に起動されてしまいました。

これでは「トラブル解決ナビディスク」が使えません。

ハードディスクデータ消去ソフトEaseUSの「BitWiper」を無料で使うと

そこで、あきらめて、ハードディスクデータ消去のフリーソフトを使うことにしました。

選んだのは、EaseUSのBitWiperです。

こちらのソフトは有料なのですが、登録不要の無料体験で、3種類ぐらいの消去方法から選んでデータ消去できます。

最も念入りな「Peter Gutmann(非常に遅い)」という方式を選んでみました。

EaseUS BitWiper
EaseUS BitWiper

「再起動が必要です。」という画面が出たので再起動すると、デスクトップ画面が出なくなって、BitWiperのウィンドウだけになりました。

BitWiper

すると、2時間で1%しか進みません。「非常に遅い」って、この速度なんですね。

データ消去に8.3日かけるのはさすがに嫌なので、「中止」をクリックしました。

そうしたら、水色の画面になって、「なんかうまく動かないからリスタートするね」、みたいなWindowsのメッセージが表示されました。

戸惑いつつ見ていると、なんと起動メニューが表示されたのです!

起動メニュー

あの、「トラブル解決ナビディスク」を利用するために出したかった画面です。

トラブル解決ナビディスクを起動してハードディスクデータ消去

そこで、また富士通のマニュアルを見ながら作業することにしました。

まず「トラブル解決ナビディスク」をセットして、認識されるまで10秒ほど待ちます。

そして、表示されている起動メニューから矢印キーで「2. CD/DVD Drive」を選びます。

しばらく待って、「ユーティリティ」タブをクリックして「ハードディスクデータ消去」をクリックし、「実行」をクリックします。

同意します」→「次へ」→データを消去したいハードディスクが選択されていることを確認→「次へ」をクリックします。

データ消去方法を選択します。

「通常は「固定データ書き込み」または「DoD 標準(米国国防総省規格)」を選ぶ」とマニュアルに書いてあったので、「DoD 標準(米国国防総省規格)」を選択しました。

エラーが発生した時の処理を選ぶ画面が表示されるので、「ハードディスクのエラーを検出した時点で処理を中断します【推奨】」を選択しました。

次へ」→「開始」→「OK」をクリックします。

マニュアルには数時間かかると書いてありましたが、実際には、夜の9時台に始めて、翌日の午前11時台までかかりました。

ちなみに、エラーは出ませんでした。

試行錯誤したので、かなり時間がかかってしまいました。

データ消去できたので、メーカーの富士通無料回収をお願いしました。

富士通パソコンリサイクル受付センターのウェブサイトからノートパソコン回収を申し込むと、着払い伝票が届くので、郵便局集荷を依頼します。指示通りにノートパソコンを梱包して、集荷に来てくれた郵便局の人に渡したら、完了です。