運転免許を取ったのは20歳の時だったのですが、初心者のうちに手を怪我してなかなか治らなかったことから、運転に慣れる前にペーパードライバーになってしまいました。
ペーパードライバーから脱出しようと思ったわけ
時は経ち、30歳を目前にした頃、
独身彼氏なし一人暮らしをしていて、
私はこのまま一生独身でいく可能性が高いなあ、
体力ないからずっと徒歩とバスと自転車はきっついなあ、
でも私と一緒に車で出かけてくれる人もいない、
とすれば、車を運転できるようにならんといかんわ!
と思うようになりました。
わざわざペーパードライバー講習を受けることにした理由
教習所の卒業検定に2回も落ちたぐらいで、運転にはまったく自信がなく、下手だという自覚がありました。
運転免許を取るために自動車教習所に通っていた時から、もし事故ったらと思うと恐ろしくて、免許取るのやめようかと真剣に考えたほど心配性な私にとっては、家族や友人に練習に付き合ってもらうという選択肢はありませんでした。
そこで、何としてでも運転できるようになりたかった私は、ペーパードライバー講習を受けようと思ったのでした。
ペーパードライバー講習のメリットとデメリット
メリット
- 家族や友人に練習に付き合ってもらわずにすむ
- 補助ブレーキのついた車で練習できるので、人を危険にさらさずにすむ
- 運転を教えるスキルを持ったプロに教えてもらえるので、短時間で運転できるようになる
- お金を出すので、「やっぱ無理」とか言ってられない
- 回数が決まっているので、その回数で運転をマスターするという意識で取り組める
デメリット
- お金がかかる
ペーパードライバー講習の実際とは!
調べてみると、ペーパードライバー講習には2種類あるということがわかりました。
- 教習所のペーパードライバー講習に通う
- 自宅までインストラクターが出張してきて、自分の車に補助ブレーキを取り付けて講習する
自宅から自分の車で練習する方が実際的でよいかとも思ったのですが、一人暮らしで、どんな人が来るのか少し不安だったことから、教習所のペーパードライバー講習に通うことにしました。
自宅から通いやすい場所にある教習所にはちゃんとペーパードライバー講習が存在して、3回のコースと5回のコースがありました。
3回のコースで運転をマスターする自信は到底なかったので、お金はかかるけど、5回のコース(3万円)にしました。
最初は教習所内を走って車の操作方法を一通り思い出して、それから一般道路に出ました。
ちょうどその日は雨で、日が暮れた後の夜の暗い時間帯だったので、よい練習になる、と思ったことを覚えています。
講習は実戦的で、車庫入れの時にハンドルをどれだけ回してからバックする態勢に入るか、などと具体的に教えてくれたので、おかげで車庫入れがちゃんとできる、と思えるレベルになりました。
免許を既に持っていることを考えると、決して安くはない授業料でしたが、その価値はあったと思えるものでした。
ペーパードライバーから脱出してよかった。
その後中古車を買って、車で通勤するようになりました。それまではバスを乗り継いで通っていたので、通勤がものすごく楽になって幸せでした。
今は専業主婦ですが、車のおかげで行動範囲が広まっています。
でもひそかに、歩きとチャリの健康的な生活に憧れているのでした(笑)