軽自動車の住所変更はハードルが高い
1年間で2回引っ越して、またいつ引っ越すかわからない状況なので、軽自動車の住所変更をしていませんでした。
引っ越しから15日以内に住所変更しなければならない
軽自動車の使用者の住所に変更があったときには、「住所変更」の手続きが必要です。
https://www.keikenkyo.or.jp/procedures/procedures_000037.html
15日をはるかに過ぎてから住所変更しましたが、別に罰せられることはありませんでした。
自分で住所変更するためには、軽自動車検査協会まで車を運転して行かなければならない
まったく土地勘のないところで、よくわからないところにある軽自動車検査協会まで車を運転して行くのは、方向音痴の運転苦手にとってはハードルが高すぎるのです。
ずっとそこに住むならまだしも、またいつ引っ越すかもわからんのに。
軽自動車検査協会の受付時間は平日午後4時まで
平日仕事してる人にとっては大変です。
市役所に転入届を提出し、住民票をとって、その足で軽自動車検査協会に行くのでしょうか。警察署で運転免許証の住所変更もしないといけないし、すさまじい体力が必要です。
車の住所変更をせずに何度も引っ越しすると、軽自動車税の納税通知書が届かなくなる
そして、軽自動車税を納めないと、車検に通りません。
軽自動車税の納税通知書は、市区町村が発行します。
4月1日時点の軽自動車の登録住所あてに発送されます。納付期限は5月末。
大阪から東京に引っ越した一昨年(記事作成時基準)は、大阪の転出した市から、大阪の元の住所あての軽自動車税の納税通知書が、東京の住所あてに転送されて来ました。
住所 | 東京某市 |
軽自動車税の納付先 | 大阪で住んでいた市(軽自動車の登録先の住所) |
納付した場所 | 近所のコンビニ |
東京から関東某県に引っ越した昨年(記事作成時基準)は、大阪の転出した市から、納税通知書が大阪の旧住所→東京の旧住所→現住所と2回転送されて来ました。
住所 | 関東某市 |
軽自動車税の納付先 | 東京で住んでいた市(軽自動車の登録先の住所) |
納付した場所 | 近所のコンビニ |
今年(記事作成時基準)は、納税通知書が発送されたタイミングが、郵便の転送期間(転送設定してから1年間)を過ぎていたので、納税通知書が送られて来ませんでした。
いつまた引っ越すかわからないのでそのままにしていましたが、さすがに住所変更をすることにしました。
軽自動車の住所変更の方法
場所 | 住所地を管轄する軽自動車検査協会 https://www.keikenkyo.or.jp/about/about_000074.html |
必要なもの※ | 1. 車検証(原本) 2. 新住所を証明する書類(発行後3か月以内)(コピーでも可) (軽自動車検査協会のウェブサイトには「住民票の写し(マイナンバーの記載のないもの)」か「印鑑(登録)証明書」と書いてありますが、市役所が発行する軽自動車用の住所証明書(無料)でもOKでした。) 3. ナンバープレート代(管轄地が変わる場合のみ)1,520円でした。https://www.keikenkyo.or.jp/procedures/procedures_000037.html |
※ 個人所有で、所有者と使用者が同じで、本人が行く場合
代理の方がお手続きをされる場合は、「申請依頼書」の提出が必要となります。
https://www.keikenkyo.or.jp/procedures/procedures_000037.html
気を付けた方がいいこと
書類作成が複雑なので、遅くとも3時半には軽自動車検査協会に到着した方がよい
受付終了時間(午後4時)の30分前には到着して、書類作成に取り掛かった方がいいです。
最初の書類が受け付けられた後も、3つぐらいの窓口を行ったり来たりさせられます。
ドライバーでナンバープレートを付け外しするので、汚れてもいい服装で
よほどきちんと洗車してない限り、ナンバープレートはかなり汚れていると思います。
それをしゃがんで付け外しするので、あんまりきれいな服装はしていかない方がよいです。
ドライバーは軽自動車検査協会が無料で貸してくれます。
軽自動車検査協会で住所変更しただけでは、軽自動車税の納税通知書は送られてこない
軽自動車税の納税通知書は、4月1日時点で住所登録のある市区町村から送られてきます。
4月1日以降に住所変更したら、新住所の市からその年の軽自動車税の納税通知書が送られて来るのかな~と思ったら、送られては来ません。
軽自動車検査協会に、住所変更前の住所地の市区町村に連絡しなければならないと言われました。
住所変更後に軽自動車税を払う方法
そこで変更前の住所地(つまり前の前に住んでいた市)に連絡してみると、現住所に納税通知書を送ってくれました。
6月に連絡したのですが、本来5月末である納付期限を7月末に延長してくれました。
おかげで、延滞金を支払わずにすみました。
来年(記事作成時基準)は何もしなくても、住所変更後の市(現住所)から納税通知書が送られてくるそうです。
ところが、結局その前に引っ越してしまいました。
住所変更してまだ半年くらいだったので、再度の住所変更はしませんでした。軽自動車検査協会が遠かったし。
2年以上住所変更せずに経過した後、そのまま車を売って、別の車に乗り換えました。
住所変更せずにどうやって軽自動車税を支払ったかというと、郵便局に郵便物の転送届を出しておいて、転送されてくるようにしました。
しかし、前住所の自治体から2回ぐらい、軽自動車の住所変更をするようにというハガキが届きました。
郵便局の転送届は、1年間の期限が切れた後、何度でも提出することが可能です。
だから、引っ越して2回目の軽自動車税の季節にも、転送されてきたハガキをコンビニに持って行って支払いました。
まとめ
お役所の手続きの煩雑さにはうんざりさせられます。
お役所がらみの住所変更は、市役所で一発ですむようにしてほしいです。
マイナンバーとかそれに使ってくれたらいいのに。
ブロックチェーンの技術とか使えないのでしょうか。
まあ、すぐに改善されることはないでしょうね~。
一つ朗報があります。ハンコ不要になりました!
申請書・申請依頼書・譲渡証明書に求める押印を廃止※ し、所定の記載のみにより申請する
https://www.keikenkyo.or.jp/notice/2020/attached/0000026434.pdf
ことが可能となります。
まだの方、頑張ってくださいね。
管轄地が変わる場合は、ナンバープレートがピカピカになりますよ!