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東京通勤に便利な、田畑広がる新興住宅地での子なし専業主婦生活

水田
以前住んでいた、北関東のあるところの話です。

平地で、田畑が広がっていました。野焼きで煙たかったです。
になると、周りに店なんかないし、街灯も少ないので、真っ暗でした。

電車で1時間未満で東京の真ん中まで出られるため、東京に通勤・通学している人たちも少なくありませんでした。

そのため、駅前のスーパーは夜の12時まで開店しており、夜遅くでも夕食が調達できるようになっていました。

その町に住んで気づいたことをご紹介します。

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田畑は自然ではない。完全な人工である。

観察してみると、その緑広がる風景は、人間の労力が早朝からかけられた結果であるということに気づきました。

ごく当たり前のことなのに、それまで田畑が広がるところに住んだことがなかったので、そんな風にとらえたことがなかったのです。

農地は細かく手入れされていて、整っていて、管理が行き届いています。熟れている作物も、今まで住んだところの近所で見たことがあるような家庭菜園とはレベルが全然違う規模、出来でした。

プロフェッショナルな農業に圧倒されました。

農作物の大きい産地なので、スーパーに並ぶ野菜も新鮮で充実していて、安かったです。

今まで住んだところ全部のスーパーで、そこ産の野菜が売られています。
今住んでるところの近所のスーパーでも、野菜の種類によってはそこ産のものしかなく、しかもそこのスーパーで売られていたものよりもしなびているので、がっかりしました。遠いところから運ばれて来たので、当たり前ですが。

男尊女卑の起源に思いをはせた

その地は、人の住むところとしては歴史の古いところですが、一方で新興住宅地として、土地を切り拓くこともなされていました。

ごっつい重機を使って、がんがんやってます。

もしも、機械類がなくて、原野を切り拓いてやっていけと言われたら、これは圧倒的に力が強くて体力のある人間が有利なので、男性が重用されるだろうなあ、と思いました。

そういうところが、男尊女卑の起源なのかなと思いました。

また、近所の神社の神事の由来が、新住民が旧住民(逆だったかも、覚えてません)を武力で追い払ったことにあるということでした。

そのような、力による土地の奪い合いもまた、男性の方が有利な行いです。

余談ですが、その町に住む、社会的地位が高い職業に従事する女性が、この地域には男尊女卑の風潮があって、自分も被害に会ったと言っていました。

その人は世間で尊敬される職業の女性だったので、とても驚きました。

新興住宅地は均質すぎてつらい

私はニュータウンで育ったので、ごちゃごちゃした町は苦手で、人工的に作られた整然とした町が好きなんだと思い込んでいました。

その町の新興住宅地は、私と同年代の人たちに人気らしく、同年代らしき持ち家ファミリー層が多かったです。

しかし、実際に住んでみると、これが案外つらかったのです。

なんでだろう?と考えてみたところ、気づきました。

均質性が高いのですが、自分がその均質性からずれてしまっているので、それとなく疎外感を感じていたのでした。

今住んでいるところは、昔からある町で、ごちゃごちゃしていて、多様性がある感じで、なんだか居心地が良いです。

少し前までは、こういうところは苦手だと思っていたので、意外なものです。

まとめ 引っ越しでわかる自分にとって居心地が良い地

結婚してから引っ越しで4つの町に住んだことによって、住むところに関する自分の好みや限界を知ることができました。

スーパー、コンビニ、郵便局、図書館、駅までのアクセス、その他の商業施設の数や種類などなど。

30過ぎてるし、自分にとって住みやすいところの条件なんかよくわかってる、と思っていましたが、実際はそんなことありませんでした。

シックハウス症候群なので、家探しが本当に大変で、家探しや引っ越しはもう当分やりたくありませんが。

シックハウス症候群の家探し その1~家探しの大変さとその対策

シックハウス症候群の家探し その2~内覧する物件の見つけ方

シックハウス症候群の家探し その3~内覧から決定まで