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シックハウス症候群の家探し その3 ~ 内覧から決定まで

シックハウス症候群の家探し その3
今回は、実際に家を見に行って決めてきた話です。

シックハウス症候群の家探し その1では、シックハウス症候群の家探しのつらさとその解消法を書きました。

シックハウス症候群の家探し その2では、物件をピックアップして不動産業者に問い合わせ、内覧する段取りをつけました。

今回は、実際に家を見に行って決めてきた話です。

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家探し内覧1日目

午前 A不動産で1軒(物件A)
午後 B不動産で3軒

自宅からで引っ越し先の地域に向かいました。
不動産会社の店舗に行くのではなく、目当ての物件で不動産業者と待ち合わせました。

ドアを開けて家の中に入ると、新築の匂いが少しします。中古物件で最低2年10カ月は壁紙はりかえてないっていうんですけどね・・・。
ちょっと目に刺激があります。
でも、頑張って換気したら住めなくもないかな?という感じでした。

きれいでオール洋室で、広さも希望通りです。
バルコニー側から工場の煙突が見えていますが、窓を開けても特に顕著な臭いはしません。
新興住宅地で、すぐ隣で建築工事が始まる可能性はあります。

午後、B不動産の店舗に赴きました。

この日の午後と翌日の午後で8軒見に行く予定だったのですが、結局3軒になったので、この日の午後だけで全部見て回ることになりました。

1軒は年内にマンション外壁の塗り替え工事の予定、2軒は引渡し前に内装を手直し、2軒は別のお客さんの申し込み済み、というのが理由です。

不動産会社の車は気分が悪くなる匂いがするので、自分たちの車で3軒回りました。

1軒目は香料系の匂いが全体的にして、ここに住むのはきついな~という感じ。

2軒目はバルコニーのぴったりすぐ前がホームセンターの駐車場で、灯油が売られていたりします。
新築の匂いと柔軟剤のような香料系の匂いが両方しました。

3軒目は匂いはほとんどしなかったのですが、なぜか気管支が閉塞しました。
長期空室とのことでした。建物の作りが複雑で、北側の2部屋が真っ暗!でした。

一日目が終わった時点で何とか住めそうな家が1軒だけで、他に見に行く予定の家がたったの1軒だけだったので、夫婦で焦りました。

B不動産によると、この時期(2、3月)はどの不動産会社も全部の物件をインターネットに上げていて、上がっていないのは掘り出し物ではなく訳あり物件だけとのことでした。

検討していたゲストハウスは値段が高く、禁煙とも書いてなかったので、結局ホテルに宿泊しました。

家探し内覧2日目

午前 C不動産で1軒(物件C)
午後 物件Aをもう一度内覧

午前も直接現地に行きました。
築3年ということで心配していたのですが、ほとんど匂いはしませんでした。
ただ、目にしみるような痛みが少しあります。
1時間ぐらいかけて出たり入ったりしたのですが、やっぱり目に少し刺激があるような気がします。

ここも新興住宅地で、すぐ隣で建築工事が始まる可能性があります。

夫は見に行く前から気に入っていて、実際に見てさらに住みたくなったそうですが、私は目が痛い家はなしかな~と思いました。

ということは、前日の午前中に見た物件Aしかないと思って、午後から再び内覧させてもらいました。

やっぱり少し新築の匂いがします。

また、バルコニー側の工場群が案外近いのが気になって臭いをかいでみますが、そんなに気にならないような気がします。

あとここはアパートでとても寒いのが気になるところです。冬は長靴がいる地域らしいので。

ということで、安心して住めそうな家が見つからず、夫婦で追い詰められました。

後の手段は、これから住人が退去する物件を退去直後に一軒ずつ見て、手直しなしで住めるように大家さんと交渉することです。

しかし、どこの不動産会社にも言われたことですが、こちらが内装の手直しなしでそのまま入居したいです、と言っても大家さんがOKするとは限らないそうです。
手直し費用が省けたらいいんじゃないかと思ったのですが、そういうもんでもないみたいです。

そもそも、前の住民がタバコ吸ってたり、アロマたいてたり、芳香剤使ってたりしたら住めないわけです。

また、2、3月は繁忙期なので、退去前に図面だけ見て賃貸を決めるお客さんもいるので、結局見に行く前になくなってしまうリスクもあります。

そこで、翌日はダメ元でラッキーを期待していろんな物件を見て回ることにしました。

ホテルに宿泊。

家探し内覧3日目

午前 D不動産で2軒
午後 C不動産の店舗で家探し、結果1軒
A不動産で1軒

家探しの最初の段階でピックアップしたけど、退去後だいたい内装を手直しするといわれて見に行かないつもりだった大手不動産会社の物件の中から、気に入ったところを見せてもらいました。

1軒目、匂いがして無理そうです。退去後5カ月だそうです。
2軒目、さらに匂いが強くて無理です。退去後3カ月。

午後、前日の午前中にお世話になったC不動産の店舗に行って、担当者にぱっと思いつく物件をピックアップしてもらいました。

その中から、不動産の店舗のすぐ近くで退去後すぐの物件を内覧させてもらいました。前の住民が12~3年間住んでいたそうです。

これまでで一番ケミカル臭がしなかったのですが。
近所のカレー店の匂いがして、室内が全体的に衛生的でなく、コンロの前に普通に立てるスペースがなく、1階の店舗の排気口から強い香料系の匂いがして、建物の管理が不熱心な感じの共用部分でした。

ここに住むのは厳しいなあ・・・という感じでした。

前日に、物件Aと全く同じ間取りの部屋がすぐ向かいのマンションに2部屋あって、家賃も安いことに気付きました。そこでA不動産に連絡して、価格交渉のためにそこも見せてもらいました。

その内の1部屋は壁紙を貼り変えたばかりだったので、もう1部屋の方を見せてもらいました。

ドアを開けた瞬間から匂いがすご過ぎたので、中に入りませんでした。

工場群の煙突からはさらに激しく煙が出ているのが見えました。

住む家を決めたいきさつ

また出直してこれから退去の物件を狙おうかとも思ったのですが、それだったら運頼みになって、住めそうな家が見つかって3月中に引っ越せるかどうか全くわかりません。考えてみると、そのリスクはとれないということになりました。

今回見た家についても時間をかけてよく考えたかったのですが、2月という時期の問題で実際にどんどん候補の家が埋まっていくのを見ると、この日に決めた方がよさそうでした。

そこで、とりあえずダメ元で物件Aに住んでみて、体調が悪くなったら私はいったん実家に帰って、また別の家を探すことにしました。

車で帰宅しましたが、不安でモヤモヤして、気が晴れませんでした。

帰宅後、夫婦でよく考えて相談して、やっぱり物件Cに住んでみることにしました。

物件Aから500mのところに産業廃棄物の中間処理施設があり、その周りもガチの工場群で、煙突から煙モクモク。たまたま風向きが物件と違う方向でしたが、風向きが家の方だったら・・・。
家の中も外も空気が厳しかったら、私はどうやって生活したらいいのかわからないじゃないですか。

物件Cは夫の勤務先から徒歩圏で、夫がとても気に入りました
今回は、4月1日までに夫が落ち着いて働ける環境を万全に整える必要があります。

目に少し刺激があったのが心配ですが、夫が頑張ってシックハウス対策してくれるそうです。
それでも体調が悪くなったら、私はいったん実家に帰って、夫の仕事が落ち着いてからまた家探しすることにしました。

シックハウス対策のことは、また後日記事にしてみます。

シックハウス症候群の家探し その1 ~ 家探しの大変さとその対策
シックハウス症候群の家探し その2 ~ 内覧する物件の見つけ方

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