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2016年フィンランドの人口増加、最大の要因は外国人移住者

Finland Timesで、最新のフィンランド人口についての記事があったので、まとめてみました。
Finland’s population stands at 5,502,284 in Oct | national | Finland Times

上の記事によると、2016年10月末のフィンランド人口5,502,284人で、2016年の1月~10月に14,976人増加しました。

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フィンランド人口増加の最大の要因は、外国からの移住者

外国からフィンランドへの移住者数は、フィンランドから外国への移住者数よりも14,415人上回っています

27,421人がフィンランドに移住し、13,006人がフィンランドから外国へ移住しました。

昨年よりもフィンランドへの移住者は2,905人増加し、フィンランドから外国への移住数は1,169人減少しました。

フィンランド国籍を持つ人は、フィンランドへの移住者は6,552人で、フィンランドから外国への移住者数が9,182人でした。

フィンランドへの移住者の国籍
フィンランドから外国への移住者の国籍
フィンランド人口増加数の内訳

出生児数と死亡者数

出生児数は死亡者数よりも561人多くなっています。

2016年1月~10月に44,829人が出生(昨年同期間より1,863人減少
し、44,268人が死亡(昨年同期間より858人増加)しました。

死亡者数は増え、出生児数は減っています。

まとめ

フィンランド男女平等で、女性もみんな働く社会で、産休・育休も十分に取ることができ、待機児童問題もなく子どもに関する手当も充実しています。

にもかかわらず、出生児数が減少してます。

死亡者数よりも出生児数の方が多い状態ですが、このままのペースが続くと、1年たたないうちに逆転してしまいそうです。

ちなみに、日本では、出生児数よりも死亡者数の方が多い状態が何年も続いています。
総人口も減少しています。

総務省統計局 人口推計
http://www.stat.go.jp/data/jinsui/new.htm

日本でも、待機児童問題が解決して、女性が総活躍したからといって、人口は維持できないんじゃないでしょうか。

また、フィンランドでの人口増加の主な要因が外国人、というのはどんな感じなんでしょうか。

いろいろ気になるところです。