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鎮静剤を使った胃カメラ(内視鏡検査)の体験談

口から胃カメラ
口から胃カメラ(内視鏡検査)

今までの胃カメラ経験は、覚醒した状態で口から、覚醒した状態で鼻から、眠った状態で口から、の3通りでした。

今回、胃カメラを眠った状態でうけると断然楽だったので、どんな感じだったのかレビューしてみたいと思います。

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体験した鎮静剤を使った胃カメラの手順

絶飲・絶食は?

朝9時から胃カメラをする場合、前日の夜8時までに食事を済ませます。

水などが飲めるのは、夜の12時まで、朝の6時までは少量の水を飲むだけならOKです。

病院での検査の流れ

  1. まず、胃の泡をとるという液体を飲みます。
  2. のどの麻酔のため、液体を口に含んでガラガラして、5分間のどにためたままで待ちます。その麻酔液を吐き出します。
  3. 横になって、血圧・脈拍モニターをつけます。血圧計が5分ごとに自動的にしまって、血圧を測ります。
  4. 眠くなる薬(サイレース静注2mgでした)を入れるために、点滴します。
  5. 追加ののど麻酔スプレーをして、3分間待って、吐き出します。
  6. 2回目ののど麻酔スプレーをします。
  7. 点滴に、眠くなる薬を入れます。3回目ののど麻酔スプレーをします。これは順番を忘れてしまいました。
  8. 目をつぶっていていいと言われます。意識がなくなります。
  9. 気づいたら胃カメラが終わっています。

眠った状態で胃カメラをするメリットとデメリット

メリット

胃カメラをされたということにまったく気づかないうちに終わるので、むちゃくちゃ楽です。

また、組織を切り取って検査に出すことになった場合、意識があると、「今から切ります。」とか言われたら超ビビると思いますが、眠っていたら気が付かないうちに終わるので、全然怖くありません。

嘔吐反射も、つばが流れるのも、涙が出るのも困らずに済みます。

デメリット

眠くなる点滴をするのと、目が覚めるのに時間がかかります。

9時に胃カメラの予約を入れるとすると、午前中は他の予定は入れられません。

また、体質によって違うと思いますが、眠気が持続するので、人によったら1日中眠くて仕事とかは無理だと思います。

薬の影響で眠いので、車や自転車に乗って帰ることはできません。

もちろん、眠らせるための点滴や薬には医療費がかかります。

胃カメラに鎮静剤を使うべきか否か

私は医療に関してはど素人なので、経験と主観のみに基づいて、私にとってはどうなのか、考えてみました。

鎮静剤を使った方がよい場合

症状が急激に悪化した状態で胃カメラをする場合、もともと体の具合がとても悪いので、検査もなるべく負担なく受けたいものです。

また、組織を切り取る場合もあるので、その時に意識がないと、怖くなくてよいです。

あと、嘔吐反射や胃カメラがぐいぐい入っていく感じを絶対に体験したくないなら、眠った状態がいいですね。

鎮静剤を使わなくてもよい場合

症状に変化がなくて、経過観察のために胃カメラする場合や、健康診断の時なんかは鎮静剤なしでも困らないかもです。

短時間で終わるし、車で行って帰ってくることもできます。

鼻から胃カメラと口から胃カメラの体験談

以前、鎮静剤なしで上部消化管の経口内視鏡を数回と経鼻内視鏡を1回やったことがあるので、その時のことも書いてみますね。

鼻から胃カメラ(経鼻内視鏡)

「鼻から胃カメラすると楽ですよ。おえっとなりにくいですよ。」みたいに言われて、油断しきって経鼻内視鏡をしに行ったのですが、すごいおえおえなりました。(嘔吐反射)「全然楽じゃないやん!」って思いました。

医師は、「嘔吐反射があるところを触ってないのに」と何度も言って、首をかしげていました。

たぶん、私が変わった体質なんでしょう・・・。

だから、次やる時は、口からか、鼻からか、う~んどうしよう、という感じでした。

まとめ

胃カメラをすることになったら、まずは医師とよく相談して、どのようにするか決めてくださいね。

この記事は、あくまでも一経験談、素人の考えなので、そこんとこ、よろしくお願いしますね。