
クラシック音楽愛好歴30年越えのみちこが、春先に聞きたくなるクラシック音楽を6曲選んでみました。
トマス・モーリー『今こそ5月祭の月』”Now is the Month of Maying”

ルネサンス期のイングランドの歌で、この中では一番軽いノリです。
キャッチーなメロディーなので、楽しくハミングするのにぴったりです。
韻を踏んでいるので、英語の響きを楽しめます。この中では唯一の英語の歌です。
Mayingっていうのは、5月1日に行われた春を祝うお祭りであるようです。
Madrigals & Songs From The Renaissance
ヨハン・シュトラウス2世『春の声』

お次は19世紀のオーストリアにいきなり飛んで、ウィンナ・ワルツです。
いかにもヨハン・シュトラウスらしい、明るくてリズムの良い、思わず踊りたくなるような曲です。ドイツ語の歌詞があります。
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メンデルスゾーン『春の歌』

次は19世紀ドイツのピアノ曲です。
甘い旋律と、ロマンチックな分散和音が印象的なピアノ曲です。
愁いを帯びた部分が、より感傷をかき立てます。ドイツ・ロマン派ですね~!
ピアノを習っていた時、この曲に憧れていたのですが、先生に「ひいてみる?」って聞かれた時、謎に遠慮してしまって、結局ひけずじまいでした。
モーツァルト『春へのあこがれ』

続いては、18世紀のドイツ・リートです。
モーツァルトらしい、高音がころがるような明るい曲です。
これもメロディーが魅力的で、歌いたくなるようなすてきな曲です。
ベートーヴェン『春』

続いては、古典派のヴァイオリン・ソナタです。
軽快で流れるような明るい曲です。ピアノの音がすてきです。
超有名で、あちこちで流れているような気がします。
トスティ『4月』

これまた、ウキウキ感が半端ない歌です。
テノールの曲ですが、これを朗々と歌えたら、むちゃくちゃ気持ちいいだろうなあ!と思います。
19世紀イタリアの曲で、イタリア語の”primavera”(春)や”È l’April”(4月だ!)が耳に残ります。歌いたくなります。
まとめ
こうして聴いてみると、春にちなんだ曲は、どれも明るくて喜びあふれる感じですね。
凍てつく厳しい冬を耐え忍んで、ようやく春が訪れた、その喜びがさく裂するようです。
また、歌詞から判断するに、春の訪れが、イタリアでは4月ですが、イギリスでは5月のようですね。だいぶ緯度が違いますもんね。
英語、ドイツ語、イタリア語と、それぞれの響きを楽しめるのもうれしいです。
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やっぱりクラシック音楽は、クラシック音楽向きの音が出るオーディオで聴きたいです。私が持っているCDプレイヤーだと、音が全然で・・・。
これぐらいのアンプとスピーカーのセットがとても欲しいです!