セールス電話、詐欺電話、アポ電など、家に固定電話を置いておいても害しかないような昨今の風潮です。
電話をするなら、スマホがあるじゃないですか。固定電話なんて、お金もかかるし、いりませんよね?みたいな。
私もそう思うので、自宅に固定電話はありません。夫婦二人とも、スマホを持っています。
しかし、固定電話は本当に不要なのでしょうか。
いえ、実は、固定電話が絶対に必要な場合があるのです。
固定電話は常につながる
今まで、自宅および実家で固定電話が壊れた記憶は、一度もありません。
もちろん、実家の固定電話は、長年の間に何度か買い替えています。
買ったのはすべて、日本の有名メーカーの固定電話です。
ひるがえってスマホは、壊れたり、アプリが不調だったり、通信障害が起きたりして、つながらないことがあります。格安スマホだからかもしれませんが・・・。
ガラケー時代はそういうことがなかったような気がします。
固定電話は携帯電話と違って、たいてい家の決まった場所に置いておくものなので、落として壊したり、紛失したりすることがありません。
また、NTTの固定電話網が通信障害で不通になったという記憶もありません。
社会のインフラとして、圧倒的な安心感、信頼感があります。
なぜ電話が常につながらないといけないのか?
通信障害なら復旧を待てばよいし、壊れたなら修理を待てばよいと思いがちですが、そうも言ってられない場合があります。
命にかかわる持病がある人で、家で一人の時間がある場合です。
救急車を呼ぼうとして、スマホや携帯電話が通じないと、大変ですよね。
高齢者向けには、自治体が緊急通報システムを用意してくれる場合もありますが、そんなに高齢ではなかったり、普段は大丈夫だったりして、そういうシステムを利用しない場合は、やはり固定電話が必要です。
固定電話のデメリットを回避する方法
とは言え、固定電話を置いておくと、セールス、迷惑電話、詐欺電話などの危険な電話がかかってくることもありますよね。
その危険を回避するためには、固定電話を発信専用にするとよいと思います。
かかってきても、出ないのです。
スマホや携帯電話も持って、普段の電話はそっちを使うとよいのではないでしょうか。